2023年に日本を訪れた外国人は約2500万人と、新型コロナ前の8割近くまで回復した。お守りやおしゃれな法被、医薬品など、彼らが選ぶお土産は様々。その中でいま注目されているのがカレールー。日本のカレーはヨーロッパの旅行サイトで世界の伝統料理ランキング1位に輝くなど、大ブレイクしているのだ。日本で一年間エンジニアとして働いたコロンビアの男性は、「定食屋さんの料理が本当においしかった」と感動。コロンビアでもふっくらしたご飯を食べるため、お土産として炊飯器を購入したという。
デンマークからけん玉の世界大会のため来日した男性が訪れたのは100円ショップ。ワンコインで買えるということで外国人客に大人気だ。二人はおもしろ消しゴムやステンレス箸を衝動買いした。
空港で目立ったのは、円安の影響でお土産を爆買いした外国人の姿。カナダ人親子は、プラレールを15万円以上も購入したという。去年の訪日外国人が使った金額は、過去最高の約5.3兆円を記録した。
オーストラリアから来日したモニカさんらの爆買いに密着。まずは東京・上野にある着物店へ。多くの外国人は着物と浴衣の区別がついておらず、ほとんどが着るのが簡単な浴衣を選ぶという。滞在30分で3着の浴衣を購入した。次に訪れたのは博品館。アイビーちゃんはお母さんからもらった5000円でおもちゃを購入することに。しかし、円安効果もあって財布の紐が緩み、母親も一緒におもちゃを大量購入。最終的には約3万円分も購入した。親子はこの日だけで約15万円分のお土産を購入。