ニューヨーク証券取引所から明治安田アメリカ・長谷川悠貴が解説。25日のニューヨーク株式相場について「ニュースに乏しい中、様子見ムードの姿勢が目立った。連日で最高値を更新していたダウ、S&P500ともに割高感が意識され下落。エヌビディアなど一部半導体関連株が上昇。ナスダックは小幅に3日続伸。FOMC(連邦公開市場委員会)による50bpの利下げにより、選好されづらかった金利敏感株の需要が高まっていることから、株高は年末まで続くとの見方が強まっている。一部の金融機関ではソフトランディング期待の高まりや堅調な企業業績、自社株買いの増加を背景に年末目標を引き上げる動きも出ている。物流大手・フェデックスがさえない決算を発表したり、大統領選挙を控えていたり不安要素も残されている。26日・コストコ決算、27日・8月個人消費支出物価指数、10月4日・9月雇用統計からソフトランディング達成への確信度を高めることができるかどうかが注目点」と解説した。