今日、東京株式市場で日経平均株価が2200円以上の大幅な値下がりとなった。1日の下げ幅2216円は1987年に米国で株価が大暴落したブラックマンデーに次ぐ歴代2番目の下げ幅。今日の日経平均株価・終値は約半年ぶりに節目の3万6000円を下回った。2日間で3000円以上、値を下げた。要因は日銀の利上げを受けた「円高」と「米国の景気」。米国の複数の経済指標が市場予想より悪かったため米国の景気が後退するとの懸念が広がり、前日のNY市場ではダウ平均株価が大きく値を下げた。この流れを受けて、東京市場も丸1日全面安の展開となった。日本時間今夜、米国の雇用統計が発表される。市場関係者によると景気後退をうかがわせる内容の場合、「週明け以降もさらに値下げりの可能性がある」。