片付けが苦手だという女性のお宅を訪問。悩みは「引き出しに詰め込み、どこにあるか分からなくなる」「夫は出しっぱなし派で片付かない」。整理収納サービスClassy Life代表・鈴木久美子さんが解決する。リビングの飾り棚の上は夫の物置になっている。置きっぱなしはホコリや湿気がたまる原因になる。キッチンは調味料が出しっぱなし。梅雨の閉め切った窓際は湿気がたまりやすい。湿気やニオイのこもるシンク下にお米を収納するのはNG。シンク下や引き出しに物を溜め込むとカビやダニの温床になる。整理の際は暮らしやすくなる「なないろ(何のために使うものなのか?、なぜそこに必要なのか?、いつもそこで使うのか?、ロケーションはそれで良い?)」チェックをすると良い。収納の基本は同じものでまとめるのが大原則で、これを徹底することで何がどこにあるのか分からなくなることを防いでくれる。またしまう際は詰め込みすぎると通気性が悪くなるので、いらない紙類はこまめに捨てると良い。続いてキッチンを片付けていく。生活感のある調味料は色や形がバラバラだと散らかった印象になるので、100円ショップなどでも買えるシンプルな密閉容器に入れ替える。同じデザインを3つ並べるだけで美しく感じる。湿気がたまるシンク下にお米を入れるのは良くないので場所を移動する。上下2段に分けられるアイテムを使って整理整頓する。開封済みのお米とレトルト食品は大きめの収納BOXに収納する。「入れやすく取り出しやすい」が大切。