6日で90歳を迎えるダライ・ラマ14世は2日、後継者に関する声明を発表し、「過去の伝統にのっとり転生者を探し認定する手続きをとるべきである」として、輪廻転生制度を継続する意向を示した。そのうえで、転生者を認定する権限があるのは自らが設立した団体だけとしている。また、インドのダラムサラの亡命政府は会見で、後継者について「チベット生まれにとらわれない」としている。一方、ダライ・ラマを分離独立主義者として非難してきた中国は警戒を強めている。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.