“人をだますサイト”に注意。こっそり定期購入にさせるサイト、焦らせるホテルの予約サイト、解約できない動画見放題サイトなどがある。クッキーを拒否できないサイトでは、閲覧利益など記録し個人にあわせた広告を配信している。こうした手法はダークパターンと呼ばれ、消費者が気づかないうちに不利な購入・個人情報提供に誘導される。1人あたりの年間被害額は約3万3000円と推計される。グレーゾーンが多いのが現状で、誠実な企業が不になっている。そこで、ダークパターン対策協会は有料で審査を行い、ダークパターンを使っていない企業を認定する制度を10月から始める。認定は1年毎に更新が必要。さらに、先月からは悪質な広告・表示を通報する窓口も設置された。消費者庁は、焦って買わない、最終確認画面などスクリーンショットを残すなどの注意を呼びかけている。