地下に封印されていた棺が3300年ぶりに地上に戻ってきた。出土品などを一時的に保管し、簡易的な調査を行うラボに棺を運ぶ。棺には主の名前や職業が書かれていることがあるため砂を払って調べるが、経年劣化で名前は消失。棺の顔は亡くなった人物に似せるのが古代エジプトの風習。そのため顔が一つ一つ異なる。装飾の形状から棺の主は女性であり、3300年前の新王国時代の可能性が高いという。新王国時代はツタンカーメンやラムセス2世が活躍し、古代エジプトが最盛期を迎えた豊かな時代。当時のエジプトは近隣地域との貿易を活発に行い、ヌビアやプントから大量の金を輸入していた。ツタンカーメンの棺の中にも金を使ったアクセサリーが大量に納められている。最も有名な重さ11kgの純金製のマスクはツタンカーメンのミイラの頭部に被せられていたもの。今回発見された棺も新王国時代のものであるため金の副葬品が眠っている可能性も。
