全長260mのフランス海軍の原子力空母「シャルルドゴール」がマニラの北西に入港した。戦闘機が並ぶ空母打撃軍はフランスの任務でインド太平洋地域に展開していた。空母打撃軍はフィリピンが領有権を争っている南シナ海でフィリピン軍と共同訓練を実施。潜水艦や航空機に対応する訓練が含まれていた模様。フランスの駐フィリピン大使はフランス軍の展開は地域の秩序を推進しようというフランスのコミットメントの現れだとした。2024年のアメリカ軍とフィリピン軍による演習ではフランス軍のフリゲート艦が参加している。日本の中谷防衛大臣はフィリピンのテオドロ国防相とマニラで会談し、防衛協力を強化することで合意した。