アメリカのテキサス州では民間企業スペースXの大型宇宙船スターシップの4回目の試験飛行が成功した。これまでの3回は計画通りいかなかった。切り離されたブースターはメキシコ湾に無事着水した。宇宙船が地球に帰還した後に再び利用できることを示すことが目標だった。スターシップの高さは120メートルで2つの部分からなる。下の部分はスーパーヘビーブースターと名付けられ33のエンジンを搭載、上の部分はスターシップ宇宙船で貨物や乗員を運ぶ。スペースXは最大100人を乗せられるとしている。両方の部分は完全に再利用可能だという点でロケットの上の部分は宇宙空間に飛行できる。大気圏に再突入する際には非常な高温にさらされるという。インド洋に着水、これまでで最も成功した試験飛行だったが次回も注目される。