トランプ政権で関税政策を主導するナバロ大統領上級顧問は、マスク氏がCEOを務める電気自動車大手「テスラ」について、バッテリーなどの主要部品を海外から輸入していることから、「自動車メーカーではなく、組み立て業者だ」とテレビ番組で発言。部品もアメリカ国内で生産すべきだとの考えを示した。こうした発言にマスク氏は、「ナバロ氏は本当にバカだ。彼の言っていることは明らかに間違っている」とSNSに投稿し、強く反発した。関税政策をめぐり、政権幹部同士の対立が表面化した形。ホワイトハウスのレビット報道官は、これを問題視しない姿勢を示した。