島根県出雲市に住む山崎の父・金三郎は海軍の兵士あり、テニアン島で戦死した。山崎は昭和22年4月に戦死公報が届いたなどと紹介し、テニアン島にいた兵隊はすべて8月2日が戦没日だと明かした。今年2月、山崎はテニアン島での遺骨調査に参加していた。山崎は7年前から遺骨調査に参加し、今回で12回目であった。テニアン島では1952年から日本人の遺骨調査が行われ、いまも約5000人の遺骨が未収容となっている。遺骨調査には現地人や日本の大学生ボランティア、東京科学大学や厚生労働省から専門家も参加している。発見された遺骨はDNA鑑定で身元特定されれば遺族のもとに還される。山崎はいまなお110万ぐらいの骨が海外で日本への帰りを待っており、それらをなるべく早く日本へ連れて帰るのは当たり前のことなどと話した。