イスラエルとイランの軍事衝突を巡り、トランプ大統領が完全に戦闘が終結するとした日本時間のきのう午後1時を過ぎたあとも大規模な攻撃の情報は伝えられていない。アメリカ軍の攻撃でイランの核施設は完全に消滅したとトランプ大統領は主張している。しかし、アメリカの複数のメディアによると、情報機関の暫定的な報告書では、攻撃はイランの核開発を数か月遅らせただけだったと結論付けているという。トランプ大統領は、広島と長崎への原爆投下になぞらえて、イランへの攻撃を正当化する発言。広島県被団協・佐久間邦彦理事長は、「アメリカが一番だということを示したい、力で武力をもって解決するということ、これは解決にならない」と述べた。