トランプ政権の関税措置を巡り、赤沢経済再生担当大臣がこのあと日本を出発。日本時間明日にはワシントンでベッセント財務長官、USTRグリア代表と会談予定。レビット報道官は15日の会見で、多くの国々との協議が進み、このうち15以上の取り引きが具体的な文面の検討に入っていると明らかにした。スペインTVEは、スペインのクエルポ経済相がベッセント財務長官と協議したと伝えた。韓国KBSは、EUとアメリカの間で初めて関税を巡る交渉が行われ、EUがすでに提案した工業製品以外にも関税をお互いゼロにする範囲拡大を提案したと伝えている。レビット報道官は、中国との貿易摩擦が激しくなっていることについては「大統領は中国との取り引きにオープンだ」と述べた。そしてトランプ大統領の声明を読み上げ「ボールは中国側にある。取引する必要があるのは中国の方」などとして、中国が先に行動を起こすべきだという考えを強調。
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