さらに古本屋街を散策すると店先に古書がおかれており、絵を描くための入門書に見えるものなどがあった。2人が訪れたのは江戸時代の和綴じの古書や浮世絵などを扱う「大屋書房」。外に置かれていたものは1000円~のお手軽なもので、店内のものはすべて手に取ることができる。店内には福沢諭吉の当時発行された「西洋事情」や「学問のすゝめ」。杉田玄白の「解体新書」などもありお値段は約400万円ほど。他にも興味深い古本があり、その本とは明治5年に刊行された日本初の西洋料理のレシピ本「西洋料理指南」。中にはカレーのレシピなどがかかれている。ここでスタジオの飯尾さん阿川さんに問題:「ガンモドキ」のごときものとはどんな洋食?正解すれば神田の老舗「近江屋洋菓子店」のフルーツポンチが食べられる。2人はコロッケと予想し正解しフルーツポンチ(4320円)を試食。西洋料理指南では当時の日本にはコロッケという言葉は存在せず、すでに存在していた日本の揚げ物料理のガンモドキに似たものとして表現された。お店は1882年・創業143年の老舗だった。
