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「デジタル赤字」 のテレビ露出情報

デジタル赤字に関して経済部の西園記者が解説。デジタル赤字とは私達が海外のデジタルサービスを使った時に支払うお金。デジタル赤字は足元では5兆円余。10年前と比べ2倍以上に拡大している。円安で海外からの旅行客が増えているが、インバウンド収支や差し引きで3.6兆円の黒字であり、それと比べても大きい規模感が分かる。海外サービスは特にコロナ禍でかなり拡大しており、オンラインでのやり取りが一般的になったと思われるが、コロナ禍で一段と広がったという指摘がある。通信・コンピューター・情報の支払先の国の比率だが、1位はアメリカ、2位はシンガポール。グーグルのアジア拠点がシンガポールにある。他の国々もデータセンターが置いてある地域が多い。いかに巨大IT企業のサービスを私達が使っているかというところが窺える。デジタル赤字が意味するのはいかに頼っているかということ。海外のサービスに頼ってしまうと、サービスの価格の決定権はプラットフォーマーにあるわけで、サービスの使用料が上がっても使っている側としては従わざるを得ない。日本経済のインフラを海外に頼っているということにもなるわけで、政府も課題意識を持っている。海外を見渡すと巨大IT企業への監視を強める動きもある。EUでは巨大IT企業が自社サイズで自社の製品やサービスを優先的に表示したり、アプリストアで自社の決済システムを使うように求めたりすることを禁止する動きも。デジタル赤字が広がっているということは裏を返すとデジタルサービスの活用が広がっていることを示唆している。ビジネスにどう活かしていくか考えるべきだと指摘する有識者もいる。生成AIの活用が広がればデジタル赤字が拡大していくことも見込まれる。今の赤字の拡大をデジタルとの向き合い方、デジタルの活かし方を考えるきっかけにしたい。デジタル赤字は6月26日(水)夜7:30「クローズアップ現代」でも詳しく放送。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年8月17日放送 20:00 - 20:54 テレビ朝日
池上彰のニュースそうだったのか!!(池上流 夏のニューストリビア)
デジタル化が進むと日本が赤字になる。日本で使われるデジタルサービスの多くは海外製で使用料が海外のIT・企業に支払われている。その支出が増え続けて赤字になっており、デジタル赤字と呼ばれている。2023年には約-5.5兆円の赤字になっている。日本はデジタル小作人と例えられている。マイクロソフトが「MS-DOS」を開発したときにIBMが買い取りたいと申し出たが、マ[…続きを読む]

2024年5月19日放送 9:00 - 10:00 NHK総合
日曜討論(日曜討論)
デジタル赤字がインバウンドの黒字分を上回っている。清水氏はコロナによるオンライン化で教育やテレワークのためのデジタル出費が大きくなったのが源泉になっているが、赤字の分デジタルスキルを上げていくことを率先していかなければいかないと話した。早川氏はデジタルサービスについては圧倒的にアメリカ依存なので赤字が増えてしまう、日本企業がDXに本格的に取り組むようになった[…続きを読む]

2024年5月11日放送 5:30 - 5:45 TBS
JNNニュース(ニュース)
海外の巨大IT企業が提供するデジタルサービスの利用によって生じる「デジタル赤字」は毎年拡大しており、昨年度は5.4兆円に。円が海外に流出する大きな要因にもなっているほか、利用料の支払いには円売りドル買いが必要なことから、円安の要因にもなっているという。GAFAに対抗できる日本のデジタルサービスをいかに育てるかが課題に。

2024年5月11日放送 4:00 - 4:45 TBS
TBS NEWS(ニュース)
海外の巨大IT企業が提供するデジタルサービスの利用によって生じる「デジタル赤字」は毎年拡大しており、昨年度は5.4兆円に。円が海外に流出する大きな要因にもなっているほか、利用料の支払いには円売りドル買いが必要なことから、円安の要因にもなっているという。GAFAに対抗できる日本のデジタルサービスをいかに育てるかが課題に。

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