食べられるのに捨てられてしまういわゆるフードロス。その量は1年間におよそ472万トンにもなる。こうしたフードロスを削減しようとさまざまな取り組みが始まっている。来週から始まるのは、お店で売れ残ってしまった商品を駅のロッカーに割安で届けてくれるサービス。また、ファミリーレストラン・デニーズでは残ってしまった料理を容器に入れて持って帰れるサービスも。一方で、持ち帰りは衛生面が気になるという声も。こうした声も上がる中、厚労省では飲食店などでの食べ残しを衛生的に持ち帰るためのガイドライン作成に向けた検討会が初めて開かれた。骨子案では、持ち帰り可能な食品としてパンやフライドチキンなど十分に加熱されたものなどを検討。サラダや刺身といった生ものなどは原則その場で食べきるように促すとしている。厚労省の検討会は、今年中にガイドラインを取りまとめる方針。
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