- 出演者
- 藤森祥平 喜入友浩 小川彩佳 トラウデン直美 安野貴博
オープニング映像。
今夜のゲストはトラウデン直美さんと、都知事選に出馬したAIエンジニア・安野貴博さん。
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16日は世界食料デー。日本では1年間におよそ472万トンの食品が廃棄されている。おにぎりを1日1個捨てているという計算にもなるそう。こうした中、厚生労働省がフードロスを削減するため食べ残しについての検討会を開いた。都内のファミリーレストラン。タッチパネルで注文したのは食べ物ではなく、容器。店内で食べきれず、残ってしまった料理を持って帰れるサービス、mottECO。これは環境省が推奨するフードロス対策の一つで、デニーズでは現在、全国300以上の店舗で利用できるそう。この取り組みにより1年間でおよそ20トンの食品ロス削減につながったという。こうした飲食店でのフードロスを減らそうと厚生労働省は16日、食べ残しの持ち帰りに関する食品衛生ガイドライン検討会を開催した。
2022年度、日本国内での食品ロスは推計で472万トン。外食産業では、客の食べ残しによる食品ロスの削減が課題となっている。厚労省の検討会では、持ち帰りは自己責任が前提としたうえで、持ち帰りが可能な食品としてパンやフライドチキンなど中心部を75度以上で十分に加熱されたものを検討するとしている。一方、サラダや刺身といった生ものや、加熱が不十分なものについては、原則その場で食べきるように促すとしている。検討会は今年中にガイドラインを取りまとめる方針。取り組みは飲食店以外でも。駅に設置されたこちらのコインロッカー。中に入っているのは、野菜。店側は売れ残った商品の情報、割引額などを専用のアプリに掲載。利用者は購入したい商品を予約し、ロッカーでの受取時間などを入力する。その後、配送員が店から商品を受け取って、ロッカーへ。店側は閉店後でも余ってしまった商品の販売ができ、一方の利用者側も、身近な場所で商品を受け取ることができる。サービス開始は来週月曜日の予定。
食品ロスについて。トラウデン直美は「いち消費者としては買い過ぎない、おなかがすいている時に買い物に行かない、頼み過ぎないことに気を付けている。お店からすると頼んだ時にないと言いづらいが、理解してもらえるような土壌を整えることもひとつの手になるのでは」、AIエンジニア・安野貴博は「今までも在庫の調整にAIが活用されていたが、フードロスを最小化するために在庫や価格を最適化する動きが出ている」とスタジオコメント。
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衆議院選挙についてJNNの序盤情勢の分析結果が出た。自民党が単独過半数を割り込む可能性があることが分かった。選挙結果を左右するカギになりそうなのが若い人たちの票の行方。平均年齢が35.6歳の東京15区。この候補者たちの声はどのように響いたのか。今日から全国各地で始まった衆議院選挙の期日前投票。続々と有権者が投票に訪れていたが、中には白票を投じたという声も。JNNが序盤の情勢を分析した結果、自民党は議席をおよそ30減らし、15年ぶりに衆議院で単独過半数を割り込む可能性があることが分かった。一方野党では立憲民主党が議席を40近く増やす可能性がある。ただおよそ5割の人がまだ投票先を決めていないと回答していて、情勢は大きく変わる可能性も。無党派の若者票をどう獲得するかが選挙結果を左右する一つのカギとなりそうだが、諦めに近い声がある一方切実な声も。衆院選を前に会見をしたのは、経済的に困窮する若者層への支援などを行うNPO団体。25歳以下の相談者のうち3人に1人が借金をしたことがある状況だと訴える。5人が立候補している東京15区。候補者の平均年齢は35.6歳。全国的に見ても若い選挙区。若者代表をアピールする候補者らは若い世代の声にどう応えるのだろうか。ポスターにも最年少の文字を掲げ、選挙戦を戦うのは自民党の大空幸星候補。NPOの元理事長で、Z世代の論客が訴えるのは「賃金を上げるため中小企業への支援」。対する立憲民主党の現職酒井菜摘候補。7歳の子を育てる母親として子育て支援の拡充などを訴える。電飾をつけたデコチャリで登場したのは元格闘家で前参議院議員の須藤元気候補。この選挙区内では最年長の46歳。そのほか共産党の小堤東候補、無所属での出馬となった金澤結衣候補。
衆議院議員選挙について。今回の立候補者1344人のうちの20代はわずか1.6%。40代から60代で大体8割弱。トラウデン直美は「被選挙権をもう少し下げても良いのでは。若い人の空気感は同世代の方が身近に感じる」、AIエンジニア・安野貴博は「30代20代で立候補するのは相当なハードルがある。日本だと経験が少なすぎると見られるのもあるし、キャリア上のリスクもある」とコメント。
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衆議院議員選挙について。投票率を見ると、前回衆院選が全体で55.9%のうち20代の投票率が36.5%と世代別で最も低い。なぜ投票所になかなか足が向かないのか街で聞いてみたところ「自分の投票で変わる感じがしない」「そもそも興味を持たない」といった声が聞かれた。AIエンジニア・安野貴博は「投票は行った方が良いし意味もあると思うが、気持ちはわかる」とコメント。台湾では若い世代が政治に関わる方法として政策提言サイトというものがある。例えば幼稚園での虐待を防止する制度の見直しなど誰でも提案でき、いわゆる「いいね」の数が5000人以上マークされるとそれだけで政府が検討をする。そしてその回答をしっかり公開し、議題にあげることを約束している。例えば2019年タピオカのストローの脱プラスチック化。16歳の少女が提案して台湾政府を実際に動かしていった。このサイトを作ったのがデジタル担当大臣として有名なオードリー・タンさん。若い人ならではのアイデアだということで、4年前にオードリー・タンさんにインタビューしたときに衝撃的だったのが、政府の方が若い人たちに自ら向かっていって声を積極的に聞きに行く。それを貴重な行動だと思い、パフォーマンスじゃなくてそれをあえてやっている。そうすると被選挙権を持つ前の子供たちが自分たちがつながれるんだという気持ちになって育てていけるという。トラウデン直美は「取り組みとして面白い」、AIエンジニア・安野貴博は「こうした取り組みは日本でもできると思う」とコメント。
北朝鮮はきょう付の労働新聞で「約140万人の若者が軍への入隊・復隊を志願」したと報じた。金正恩総書記は韓国を「第一の敵対国」と呼び関係を完全に断ち切ろうとしていて、韓国と北朝鮮を結ぶ道路の爆破も、その一環とみられている。エスカレートする韓国への強硬姿勢。慶応義塾大学・礒崎敦仁教授は「北朝鮮が主導して統一するという非現実的なことを掲げるよりは、それを放棄して朝鮮半島の北だけを守り抜くという姿勢に転換した」とコメント。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領は16日、最高会議でロシアとの戦争終結に向けた「勝利計画」を初めて発表した。計画にはNATO(北大西洋条約機構)の加盟交渉への即時招待や米国が懸念を示す長い射程の兵器によるロシア領内への攻撃の許可などが含まれていて「計画の成否は支援国にかかっている」と強調した。また「計画をすぐに実行すれば遅くとも2025年には戦争を終わらせることができる」と述べた。
プロ野球・セリーグ・クライマックスシリーズ、DeNAを迎え撃つ巨人・阿部監督に聞いた短期決戦のポイントを深掘り。ファイナルステージのポイントは「先制点」。今年の巨人の、先制点を取った試合の勝率はリーグ1位の8割。阿部慎之助監督は「先制点がカギになる」とコメント。
巨人とDeNAが対戦した。試合はDeNAが先制点を入れた。結果は2-0でDeNAが勝利した。
ソフトバンクと日本ハムが対戦した。試合は山川穂高らの活躍があり、結果は5-2でソフトバンクが勝利した。
陸上・サニブラウンAハキームが13年ぶりに母校・お台場学園港陽小学校を訪問。給食の時間も子どもたちから質問攻め。母校の子どもたちに力をもらったサニブラウンは、来年の東京世界陸上に向けた決意を「自分の走りで子供たちに元気を与える」と思い出の教室で記した。
「プロ野球ドラフト会議2024」の番組宣伝。
10月19日は「国際生理の日」。きのう、都内のイベントに元バレーボール日本代表・古賀紗理那が出席した。現役時代は生理不順で悩んだという古賀。「女性が100%の力を発揮するために、組織が出来ることを考えながら模索しながらやっていけたら」とコメント。
きのう公示された衆議院選挙について、JNNでは15日から16日にかけて全国の有権者にインターネット調査を行ない、これに取材を加味して序盤の情勢を分析した。それによると自民党の派閥の“裏金”が問題となっている候補者46人のうち、約20人が優勢となっている。一方約5人は接戦となっていて、さらに20人近くが厳しい戦いとなっていることが分かった。ただ約5割の人がまだ「投票先を決めていない」と答えていて今後情勢が変わる可能性がある。
政府観光局によると、ことし1月から9月までに日本を訪れた外国人旅行者の数が2688万人となり、去年1年間の2506万人を超えたという。また観光庁によると訪日観光客の旅行消費額は9月時点で約5.8兆円となり、去年1年間の額を超え過去最高を記録したという。
スタジオでは10月中旬でも残暑だと話題になった。都心で10月中旬以降に5日連続での夏日は73年ぶりだという。