調査するの俳優・峰竜太と下嶋みどりの長男で、スポーツリポーターや俳優としたマルチに活躍する下嶋兄さん。やってきたのは「かっぱ橋」。約800メートルの通りに170店鋪以上が並び、調理器具から食器までとにかく食に関する道具なら何でも揃うプロも通う街。お邪魔したのは創業100年の「かっぱ橋 かまた刃研社」。「刃を研ぐ」という店名が今回のテーマにピッタリ。肉から魚・野菜など用途別に800種類もの包丁を扱う専門店。包丁のお悩みを快勝してくれるのは研ぎ師歴50年の達人・鎌田晴一さん。峰家で4年ほど使っている包丁を見てもらうと、「触るまでもないね。状態はよろしくない」とのこと。試しに鶏肉を切ってみると、なかなかうまく切れない。切れ味の良い包丁は刃先が尖っているため食材に入り込みやすいが、刃がまな板にぶつかるうちに丸くなり、切れ味が悪くなる。そこで手軽に切れ味を復活させるお助けアイテムと言えば「簡易研ぎ器」だが、鎌田さんのオススメは水を入れて研ぐタイプの研ぎ器。削りカスを洗い流せるため目詰まりしにくくなるそう。あくまで「簡易研ぎ器」は一時しのぎ。「簡易研ぎ器」は丸くなった先端を少し削るだけのため、すぐに切れ味が再び鈍くなる。そのため、砥石で刃を鋭角にすることが長く保つ秘訣となる。
下嶋さんが包丁研ぎに挑戦する。「かまた刃研社」では月に2回「包丁研ぎ教室」を開催している。毎回ほぼ満席となるその教室に特別に飛び入り参加させてもらった。研ぐ前の峰家の包丁は刃先が潰れてデコボコの状態。使用するのはネットなどでも販売している荒砥石と中砥石を備えた両面砥石だけ。まず水につけた荒砥石で研ぐ。包丁の置き方が重要で、砥石に対して約45度の角度で包丁を置き、刃先を当てたままコイン1~2枚分浮かせたら、包丁の刃を根本から刃先の順に4箇所に分けて研ぐ。洗い流してしまいそうな「砥粒」が研磨剤の役割を果たす。反対側も同じように研ぐ。刃を研ぐと「バリ」と呼ばれる削りカスが反対側の面に付着する。手で触って分かるほどにバリが出れば荒砥石は終了。次は粒子が細かい中砥石で作業する。下嶋さんが研いだ結果、鎌田さんの評価は「初めてにしては上出来」とのこと。本来は最後に「仕上げ砥石」で研ぐが、家庭用ではそこまでする必要がない。仕上げ砥石の代わりになるのは「新聞紙」。研ぐ前に比べると見た目にも刃先がきれいに光っているのが分かる。再び鶏肉を切ってみると「全然力がいらない」とのこと。次はしつこい汚れに悩んでいたまな板について。
下嶋さんが包丁研ぎに挑戦する。「かまた刃研社」では月に2回「包丁研ぎ教室」を開催している。毎回ほぼ満席となるその教室に特別に飛び入り参加させてもらった。研ぐ前の峰家の包丁は刃先が潰れてデコボコの状態。使用するのはネットなどでも販売している荒砥石と中砥石を備えた両面砥石だけ。まず水につけた荒砥石で研ぐ。包丁の置き方が重要で、砥石に対して約45度の角度で包丁を置き、刃先を当てたままコイン1~2枚分浮かせたら、包丁の刃を根本から刃先の順に4箇所に分けて研ぐ。洗い流してしまいそうな「砥粒」が研磨剤の役割を果たす。反対側も同じように研ぐ。刃を研ぐと「バリ」と呼ばれる削りカスが反対側の面に付着する。手で触って分かるほどにバリが出れば荒砥石は終了。次は粒子が細かい中砥石で作業する。下嶋さんが研いだ結果、鎌田さんの評価は「初めてにしては上出来」とのこと。本来は最後に「仕上げ砥石」で研ぐが、家庭用ではそこまでする必要がない。仕上げ砥石の代わりになるのは「新聞紙」。研ぐ前に比べると見た目にも刃先がきれいに光っているのが分かる。再び鶏肉を切ってみると「全然力がいらない」とのこと。次はしつこい汚れに悩んでいたまな板について。