値上げの背景にあるのは、深刻な郵便離れ。郵便物の推移をみてみると、2001年度の262億通をピークに年々減少し、20年でほぼ半減している。日本郵便の郵便事業は昨年度211億円の赤字となった。総務省の試算では、このまま値上げしなかった場合2028年度に赤字が3439億円に増加するとみられている。郵便離れの背景には、SNSなどの普及だという。さらに請求書などのWeb化や、企業が通信費や販促費削減の動きを進めているからだという。郵便離れはアメリカでも。2000年代から赤字経営が続いているとのこと。今後10年で約7兆円の金融支援が行われるという。末延さんは「こういうのは文化だし癒やしにもなるので、ここはお金の話とは別に、郵便がつなぐ空間は大事なものだなと改めて思います。」などとコメントした。