EUの欧州委員会は24日、アメリカの「アップル」のアプリ市場“アップストア”についてデジタル市場法に違反しているとする予備的な調査結果を発表した。デジタル市場法では巨大IT企業が自社のサービスを優遇することを禁じているが、アップルはアプリの開発者がアップストア以外で消費者にアプリを提供することを妨げていると指摘している。違反が正式に認定された場合、全世界の年間売上高の10%の制裁金が科される可能性がある。今回の発表に対しアップルは「開発者や欧州委員会からの意見に対応し、多くの変更を加えてきた。私達の計画が法律に従っていると確信している」とコメントしている。