東京・江戸川区のダンスサークルで平均年齢69.5歳の15人によって行われているシニアブレイキン。この日、英国の大手新聞社ガーディアンがシニアブレイキンを取材。ガーディアン・ジャスティンマッカリー東京特派員は「日本の高齢者がどうやって楽しく健康で生きているのか。経済的、社会的にどういう影響があるか」と語った。世界でも特に高齢化率が高い日本のシニアの活動に興味があるという。マッカリーさんが話を聞いていたのは体験見学者(70代)。初めてシニアブレイキンを見学に来てダンスを経験することで、階段の上り下りなど普段の生活が楽になるのではと思ったという。実はシニアブレイキンを取材している海外メディアはガーディアンだけではなかった。英国・ロイター通信が取り上げたのはメンバー最年長74歳の女性。日本舞踊の師範としての顔も持つ女性は、シニアブレイキンの動きが下半身の筋肉を鍛えるのに役立っているという。海外メディアからも注目されているシニアブレイキン。練習後、シニアブレイキン・丸山れいこさんにシニアブレイキンの魅力を聞いたところ、「挑戦していく自分に対して可能性を見いだせる」と答えた。