きのう行われた第1戦・ドジャース×パドレスでは、大谷翔平選手はファンの度肝を抜く活躍を見せた。プレーオフ地区シリーズ第1戦、ドジャースタジアムには多くのファンが集まった。日本人ファンが現地で撮影した写真によると、大谷選手と同じ背番号17番のユニフォームが目立った。初戦のマウンドには山本由伸投手が上がった。しかし初回からホームランを打たれるなど3失点と厳しい立ち上がりとなった。大谷選手の第1打席、大歓声の中、力強いスイングを見せるもレフトフライに倒れた。2回ウラ、ランナー1。2塁のチャンスで迎えた第2打席、自身の初の大舞台で同点スリーランホームランを放った。大谷選手のホームランで流れは一気にドジャースに傾いたと思われたが、直後の3回表、山本投手は2点を奪われ、この回限りでノックアウトとなった。序盤からシーソーゲームの様相を呈する中、流れを変えたのは大谷選手。バットを折られながらもしぶとくセンター前ヒットを放った。この一打でチャンスを広げたドジャースがこの回3点を奪い逆転に成功。ドジャースが大事な初戦を取った。スタジアム中を興奮させた起死回生のホームランは大谷選手にとっても特別なものとなった。