アメリカ大統領選挙に向けた、共和党の候補者選びの第2戦となるニューハンプシャー州の予備選挙の投票が始まった。世論調査の平均ではトランプ前大統領の支持率が54.9%で、ヘイリー氏を大幅に上回っている。支持者の男性は「食品もガソリンも安かった。トランプ氏は1度も戦争をしなかった」と話す。対するヘイリー氏は州知事から支援を得ている他、ニューハンプシャー州は穏健な保守層が多い。テレビ広告も強化し、北朝鮮に拘束された末に死亡した男性の遺族が出演し、国連大使だったヘイリー氏が寄り添ってくれたと話している。ベン・バッシ氏(65)は選挙で多くの友人を失ったといい、「団結してより強い国にするべき。ヘイリー氏にはそれができる」などとコメント。ただ、世論調査ではヘイリー氏の支持率上昇が頭打ちになっていて、トランプ氏の党の指名獲得の可能性が高いという。