米国のバイデン大統領は4日、ラジオ局のインタビューで、大統領選挙の討論会について「最悪の夜だった。事実、私はしくじった。ミスを犯した」と認めた上で、「この選挙で勝利する」と強調し撤退論を否定した。バイデン大統領は、トランプ前大統領との討論会について「しくじった」と認めた上で、「打ちのめされても立ち上がり、この選挙で勝利する」と強調し選挙戦からの撤退を否定した。その上で「舞台に上がっていたのは90分間だ。この3年半で成し遂げたことを見てほしい」と述べ、大統領としての業績で評価してほしいと訴えた。一方、トランプ前大統領は3日、SNSで「壊れた老いぼれを蹴散らした。彼は立候補をとりやめるだろう」と述べ、バイデン大統領が選挙戦から撤退するとの見方を示した。トランプ前大統領は、バイデン大統領に代わりハリス副大統領が大統領候補になると指摘し、「彼女は哀れだ。本当にひどい」と述べた。