アメリカ大統領選、共和党全国党大会の2日目。トランプ前大統領と大統領候補の座を争ったヘイリー元国連大使が呼びかけた。ヘイリー氏は3月に候補者選びから撤退したが、その後もヘイリー氏に投票する支持者は一定数いて、ペンシルベニア州の予備選挙では15万票余りを獲得した。この州でトランプ氏は前回の大統領選挙でバイデン氏に8万票余りの差で敗れていて、ヘイリー氏の支持者を取り込みたい考え。銃撃事件のあと、トランプ氏は攻撃的な主張を控え、団結が重要だと呼びかけている。民主党のバイデン大統領は、見合わせていた選挙活動を再開し、銃撃事件後、初めて銃規制の必要性に言及した。また政治的な対立が過熱する中、冷静になるべきだと訴える一方で、トランプ氏に対して批判すべきことは批判するという姿勢を強調した。