トランプ前大統領に近い保守強硬派が通貨の発行量を膨張させるFRBに圧力をかけていることが16日の金の最高値更新に一役買っている。保守系シンクタンクのヘリテージ財団は次期政権を睨んだ政策アジェンダに金本位制への回帰の実現可能性を検討すべきだと明記。歳出削減による小さな政府が信条の保守派にはFRBによる米国国債の大量購入が政府債務の膨張を促したとの不満があり中央銀行の裁量でお金の量が自由に増やせない金本位制の復活論につながっている。(日経電子版)
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