民主党の副大統領候補のウォルズ氏は、1964年にアメリカ・ネブラスカ州に生まれ、元高校教師。また、24年間陸軍州兵を、12年間連邦下院議員を務めた経歴の持ち主。2018年に、ミネソタ州知事に当選し、現在2期目。ミネソタ州の民主党関係者は、バンス氏を「中西部の裏庭で開かれるバーベキューで出会うような男」と評している。早稲田大学の中林教授は「ウォルズ氏は、よくいるようなおじさん、ってタイプなんですよね。ハリス氏は属性だけで言うと、非白人で若いというだけで、トランプ氏にかなり有利な部分がありますが、今後勝ちに行くためには、ウォルズさんだけでどうやって白人労働者層のラストベルトの人たちを取り行くかが課題となりますね」などと話した。