米国大統領選挙について東京証券取引所から中継。ノースカロライナ、ジョージア、ペンシルベニアなど激戦州でトランプ氏が優勢と伝えられ、きょうの東京市場はドルを買い株式を買う流れとなった。東京外国為替市場ではトランプ氏優勢と伝わるにつれ円安が急速に進み、昼過ぎには約3か月ぶりとなる1ドル=154円台まで円安ドル高が進んだ。ドル買い背景には投資家の間でトランプ氏が勝利した場合減税などにより米国の物価上昇が続くという見方が出ていることがある。円安が進むにつれて東京株式市場でも買い注文が増え、日経平均株価は一時1100円を超える値上がりとなった。終値は1000円余高い3万9480円。市場関係者は「投資家は次第にトランプ氏が勝利する想定に傾きつつある。大統領選挙と同時に行われている議会選挙の結果にも注目が集まっている」と話している。