国連の気候変動対策会議(COP29)がアゼルバイジャンで開幕した。COP29は先進国が途上国に対して支援する温暖化対策の資金がどれだけ上積みされるかが焦点。途上国は先進国に年間1兆ドル、約152兆円の支援を求めていて、先進国が中国やインドにも協力を求める考えだが反発が予想され、合意の行方は見通せない。温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から再び離脱する構えをみせていたトランプ氏が米国大統領に返り咲いたことで、新たな目標への合意形成ができるか注目されている。
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