高島修のドル/円予想レンジは156.25円〜158.25円。きょうは植田総裁の講演が控えているため、レンジは広く取りたいが、イベントリスクはドル円のアップサイドにあるのでは。注目ポイントはトランプ貿易戦争2.0でドル円はどうなる?。第1次トランプ政権で貿易戦争が本格化したのは、政権発足から1年ほどたった2018年から。「ドル高<円高」となった理由は3つあり1つ目は低調な株式市場や、2つ目FRBが利上げから利下げに転換など、3つ目は比較的スムーズだった日米通商交渉などと理由について話す。貿易戦争2.0でドル円は、当面155円前後で高止まりと考えているが、次第に値を崩しやすくなっていくとにらんでいる。貿易戦争のもとで中国によるドル売りもドル円の下落要因として警戒される可能性もあるなどと高島さんは解説をした。