石破総理大臣と米国・トランプ次期大統領との会談をめぐっては、先にトランプ次期大統領側から1月20日の就任前に米国で行えないか打診があったことを受けて、日本政府が実施時期の検討を続けていた。その結果、石破総理大臣が来月上旬から東南アジアを訪問することや、通常国会を24日に召集する予定となっているなど日程が窮屈なことに加え、十分な準備をした上でトランプ次期大統領の就任後に臨むほうが得策だとして、1月中旬の会談は見送る方向で調整に入った。政府は、引き続きトランプ次期大統領就任後のできるだけ早い時期に会談を探ることにしていて、来年度予算案の審議日程などを踏まえながら適切なタイミングを探ることにしている。