政府関係者によると、トランプ次期大統領側から今月20日に行われる就任式に岩屋外務大臣を招待したいという意向が伝えられたという。これを受けて政府は岩屋大臣を派遣する方針を固め、トランプ氏側に伝えた。これまで米国の大統領就任式には、日本からは駐米大使が招待を受けて出席するのが慣例となっていて、外務大臣が出席するのは異例だという。政府は、岩屋大臣の米国訪問に合わせて国務長官に起用されるマルコルビオ氏と会談を行えないか模索していて、閣僚人事に必要な議会上院での承認手続きの進捗状況も見ながら調整を進めることにしている。一方政府は、トランプ次期大統領の就任後、できるだけ早い時期に石破総理大臣とトランプ氏との首脳会談を目指すことにしている。