日銀・氷見野副総裁は「1月の利上げだが、それまでに得られた情報を精査して、経済、物価の見通しの全体像を考えたうえで政策委員でよく議論して適切に判断していく」と語った。氷見野副総裁は来週23日からの金融政策決定会合は「利上げをするかどうかが議論の焦点になる」と明言した。そのうえで追加利上げの判断材料である賃上げについては、去年に匹敵するような「強い賃上げになるのがメインシナリオ」と話した。今月20日に発足する米国・トランプ次期政権については、トランプ次期大統領の就任演説を通じて政策を注視する考えを示した。