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- 利根川真也 野口葵衣
国会では先程、自民党の高市総裁が第104代総理大臣に選出された。これを受けて首相官邸で新内閣を発足させる。まもなく閣僚名簿が発表される。高市総裁は女性の積極的な起用も検討しているとしていた。現状の人事では党内のバランスに配慮していることが伺える。総裁選で争った小泉進次郎、林芳正、茂木敏充が起用されている。片山さつきは財務大臣に起用、女性活躍の方針の姿勢を見せている。高市総裁は連立を組む日本維新の会の吉村代表と党首会談を行い、その上で組閣本部を設置し、閣僚人事を行う。官邸にある階段で閣僚たちは恒例の記念撮影をする。閣僚に起用が固まった人を紹介。総務相に林芳正、外相に茂木敏充、財務相に片山さつき、農水相に鈴木憲和、経済産業相に赤澤亮正、防衛相に小泉進次郎、官房長官に木原稔。入閣が調整されているのが黄川田仁志、牧野京夫。
高市内閣閣僚名簿発表。外務大臣に起用される茂木敏充は当選11回。親族に政治家はおらず世襲議院ではない。商社や外資系コンサルタント会社を経て政界入りを果たす。2003年の初入閣以来、数々の重要閣僚を歴任してきた。経済再生担当大臣を務めた際には日米貿易交渉を担当。トランプ大統領にタフネゴシエーターと称されたという。
自民党の高市総裁は総理大臣指名選挙で第104代総理大臣に選出された。女性初の総理大臣で自民党と日本維新の会による連立政権が発足する。
自民党の高市総裁は総理大臣指名選挙で第104代総理大臣に選出された。女性初の総理大臣で自民党と日本維新の会による連立政権が発足する。閣僚の経歴を紹介。片山さつきは2005年から衆議院議院を務めた。その後2018年には地方創生担当大臣として初入閣。総裁選では高市総裁の推薦人を務め、今回財務大臣に起用される。小泉進次郎は2009年に初当選、28歳で国家議院になった。父親は元総理大臣の純一郎氏。環境大臣として戦後3番目の若さとなる38歳で初入閣。6年前にはフリーアナウンサーの滝川クリステルさんと結婚。今年5月には農林水産大臣に起用され、米の価格安定にむけて取り組んできた。
与党党首会談が始まった。高市総裁は日本維新の会の吉村代表と党首会談を行っている。
G7ではこれまでに6人の女性がトップに就任している。現職ではイタリアのメローニ首相。イギリスでは3人の女性が首相に就任している。イギリス初の女性首相はサッチャー氏、高市氏が目標とする政治家にあげている。11年にわたり政権を率いて強硬な政治姿勢から鉄の女と呼ばれた。アメリカの当時のレーガン大統領とともに反共産主義の旗手でありながら、ゴルバチョフ氏を評価し冷戦集結に向けた流れに大きな影響を与えた。ドイツのメルケル氏、カナダのキャンべル氏も首相を務めた。アジアでは韓国のパク・クネ氏が初の女性大統領に、台湾の蔡英文氏が初の女性総統となり、フィリピンではアキノ氏が大統領を務めた。
日本でも多くの女性が総理大臣を目指してきた。社会党で委員長などを務めた土井たか子氏。参院選でマドンナ旋風を巻き起こし自民を過半数割れに追い込んだ。総理大臣指名選挙で参議院で総理大臣に指名されたが、憲法の規定により衆院で指名の自民・海部俊樹氏が選出された。女性初の三権の長となる衆院議長に就任したが、総理大臣につくことはなかった。2000年代に入ると女性議院が自民党の総裁選に挑戦する。2008年、小池百合子氏が女性初の立候補したが及ばなかった。野党では2016年に蓮舫氏が民進党の代表に就任した。2021年の自民党の総裁選挙では高市氏と野田聖子氏が立候補。去年には高市氏と上川陽子氏が立候補した。高市氏が3回目の挑戦となった今回の総裁選で勝利し、女性で初めて党の総裁となった。
女性初の高市総裁誕生に期待が高まっている。女性の社会進出や活躍をガラスの天井というが、そのガラスを突き破って誕生した女性のりーダーへの期待がある。財務大臣には片山さつきが起用される。現在の日本の国会議員の中で女性議院の割合は約20%と他国と比べて低い。女性の積極的な起用によって刷新感を打ち出す狙いもあるとみられる。
与党党首会談が終わった。高市総裁はこの後、組閣本部を設置して閣僚人事を行い、起用が内定している木原官房長官が高市内閣の閣僚名簿を発表する。
高市内閣が発足する。現在起用が決まっているのは7ポスト。高市総裁はこの後組閣本部を設置して閣僚人事を行う。起用が内定している木原官房長官が閣僚名簿を発表する。高市総裁は今夜、就任にあたっての記者会見を行い、政権運営の基本方針などを説明する予定。
自民党と連立した日本維新の会について。当時、大阪府知事だった橋下徹氏らが発足させた大阪維新の会。翌年の統一地方選挙では府議会で過半数、市議会で第1党になった。2012年には日本維新の会を結成。初の衆院選で50議席余を獲得。2021年の衆院選では第3党に躍進。翌年の参院選では改選前の2倍に伸ばした。
高市内閣の閣僚名簿発表。外相・茂木敏充氏、総務相・林芳正氏、農相・鈴木憲和氏、財務相・片山さつき氏経済産業相・赤澤亮正氏が首相官邸に入った。
高市内閣が発足、閣僚名簿が発表。内閣官房副長官を発表。総務大臣・林芳正、法務大臣・平口洋氏、外務大臣・茂木敏充、財務大臣・片山さつき、文部科学大臣・松本洋平、厚生労働大臣・上野賢一郎、農林水産大臣・鈴木憲和、経済産業大臣・赤澤亮正、国土交通大臣・金子恭之、環境大臣・石原宏高、防衛大臣・小泉進次郎、内閣官房長官・木原稔、デジタル大臣・松本尚、復興大臣・牧野京夫、国家公安委員長・赤間二郎、こども政策相・黄川田仁志、成長戦略相・城内実、経済安保相・小野田紀美。
高市内閣が発足、閣僚名簿が発表された。自民党内のバランスに配慮した人事を行ったとみられる。総裁選で争った4人の候補はいずれも要職で起用された。政権運営の課題は自民党と日本維新の会の連立は初めてなので今後の意思決定をどのように決めていくかなどが注目される。両党の合意文書を少数与党の中でどう実現していくのかなどもポイントになる。当面の重要課題である物価高対策は具体的な議論が進んでいない、高市総理が即効性のある物価高対策を打ち出せるのかが重要。今後は野党との合意形成も欠かせない。今後の政治日程を紹介した。今月下旬には外交日程としてはASEAN首脳会議、APEC首脳会議がある。トランプ大統領との訪日にも注目。
高市内閣が発足、閣僚名簿が発表。内閣官房副長官を発表。総務大臣・林芳正、法務大臣・平口洋氏、外務大臣・茂木敏充、財務大臣・片山さつき、文部科学大臣・松本洋平、厚生労働大臣・上野賢一郎、農林水産大臣・鈴木憲和、経済産業大臣・赤澤亮正、国土交通大臣・金子恭之、環境大臣・石原宏高、防衛大臣・小泉進次郎、内閣官房長官・木原稔、デジタル大臣・松本尚、復興大臣・牧野京夫、国家公安委員長・赤間二郎、こども政策相・黄川田仁志、成長戦略相・城内実、経済安保相・小野田紀美。
高市首相は今夜10時から記者会見を行う。閣僚人事の狙いや今後の政権運営について説明することにしている。
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- 高市早苗
今後、野党側との本格的な論戦がはじまり、外交日程も目白押し。高市政権が動き出すことになる。高市首相には総裁選の間、各党に待ってもらったので速やかに課題に取り組むとしていた。高市首相には政治を前に進め、速やかに結果を出すことが求められている。与党が野党との間で一致点を見出して協力を得なければならない。