大勢のギャラリーが見守る中、積み上げられた大統領令の書面に次々サインする第47代米国大統領。そして、署名に使ったペンを観客席に放り投げる。まるで、ショーを見せられているかのような第2次トランプ政権の幕開け。この日、トランプ新大統領に劣らぬ存在感を見せていたのは実業家のイーロン・マスク氏。火星に関するトランプ大統領のスピーチは巨大宇宙船の開発を進めるマスク氏の意向を受けたものとみられている。SNSでは、そんなマスク氏の存在感の大きさを揶揄するかのような声も。そして、今後の言動が注目されているマスク氏の親族もいる。マスク氏の母親でファッションモデルを務めるメイ・マスク氏。メイ氏は過去に中国製の広告にも起用されていて中国版インスタグラムで70万人のフォロワーを持っている。経済面で、中国に強硬姿勢を示すとみられるトランプ大統領。一方でビジネス面で、中国とつながりの深いマスク氏とその母親。フジテレビ・風間解説員は「お互いに利用し合う関係」と話した。