トランプ大統領と来週初めての首脳会談に臨むのが石破総理大臣。6日から8日の日程でアメリカを訪問する予定。31日、ホワイトハウスの執務室で取材に応じたトランプ大統領は「日本の首相が来週訪れる。彼から打診があった。日本には大きな敬意を抱いている。日本が好きだ。楽しみにしている」と述べた。ただトランプ氏は去年の大統領選挙の期間中、日本について言及したことはほとんどなく、2期目の就任後初めてとなる日米首脳会談にどのような姿勢で臨むのか注目される。政府関係者によると石破総理大臣は現地時間の7日にワシントンで会談に臨む予定。今日、総理大臣公邸で林官房長官や外務省幹部らとおよそ3時間打ち合わせを行った。会談では日米両国の安全保障分野の協力強化が論点の一つとなる見込み。打ち合わせでは経済や通商政策の課題についても意見が交わされたものと見られる。石破総理大臣としては会談を通して安全保障や経済など幅広い分野での協力を確認し日米同盟を一層強化したい考え。