武田淳さんは「勝利条件」とあげた。「世界経済のリスクとしてロシア・ウクライナ戦争やトランプ大統領による貿易戦争がある。戦争の出口を見通すには、双方の勝利条件をしっかりと確認する。何をもって勝利とするかというのが重要だと聞いたことがある。例えば、ロシア・ウクライナ戦争では、ロシアの勝利条件がウクライナの欧州化を防ぐ。西側との緩衝地帯にするということなので、EUの加盟などは受け入れられないということになる。貿易戦争は、トランプの勝利条件は貿易赤字の縮小、カナダ・メキシコは移民や麻薬の問題の解決しようとするのが勝利条件。鉄鋼・アルミは、自国の産業を保護するというのが勝利条件。産業が競争力をつけるまでは関税が続くかもしれない。半導体や自動車は自国の投資拡大がもしかしたら勝利条件になってくる。」などと話した。福永博之さんは「踊り場か?分岐点か?」とあげた。「株式市場は横ばいが続く。株価が横ばいに推移する時の特徴は「踊り場」か「分岐点」の2つがある。踊り場は株価が上昇している中での、踊り場はもう一度上昇するというのが一般的。分岐点は下方向に下落するという。業績をみると、過去最高の業績ですから、業績が良くても株価が下落してそのあとに業績が悪くなったこともある。株価は半年先をみるというが、今後だらだら下げるようになってきたときには、注意が必要。」などと述べた。パックンは「1期目に比べると、対中国のレトリックも関税政策も優しい。EUやカナダには25%関税をかけている。」などとコメントした。