アメリカ・トランプ大統領は、先ほど、イギリス・スターマー首相と会談し、ロシアによるウクライナ侵攻の終結に向けた協議について、意見を交わした。会談の冒頭、トランプ大統領は、「ウクライナの鉱物資源の共同開発に関する合意文書に、28日に署名する」考えを示した上で、「合意がウクライナを守る防護策になる」と主張した。また、「ウクライナのために、できるだけ多くの土地を取り戻すつもりだ」と強調したが、「NATO加盟は実現しない」との考えを改めて述べた。これに対し、スターマー首相は、ウクライナ侵攻の終結に向け、協力していく考えを示した。また、トランプ大統領をイギリスに国賓として招待するチャールズ国王の書簡を渡し、トランプ大統領は、これを受け入れた。トランプ大統領は「まず停戦状態を結ばなければならない。合意はまだない。ウクライナもロシアもいる。かなり前進はしていると思う」と述べた。