クラフトさんは「これまでマーケットは、悪いニュースは利下げだから株高、トランプ政権になるからトランプトレードだと、常に理想や楽観視を見続けて現実に直面しています。事業の本質の価値、マーケット経済の価値を改めて見直す良いタイミンではないかと思います。トランプ氏は中間選挙の前に、株価が上昇することを想定しています。そのためには今、悪い事を出尽くして来年上げていくという戦術なのだと思います」、安田さんは「関税政策やマクロ環境、外部環境が不透明です。4月2日までは相互関税や自動車関税の話がくすぶると思いますので、方向感が出にくいでしょう。財政拡張路線に動いたドイツや中国においても、指数全体が上昇するテーマはないです。しかし、個別銘柄はあって、防衛関連銘柄・欧州・中国のマクロ経済の好転に期待できるような関連銘柄・ガバナンス改善が期待でいるような銘柄に注目していくのが良いと思います」などと話した。