渡邊翔記者の解説。一言でいうと貿易赤字をトランプ大統領は減らしたい。トランプ大統領は安倍元総理に対し、以前「円をそんなに安くしないでくれ。我々のトラクターが売れなくなる」との発言。トランプ大統領は円安ドル高だとアメリカの製品が輸出しずらいため、これをドル安にしたい。アメリカから日本に輸出されるものの値段は日本ではやすくなるため、売れやすくなる。輸出が伸びることが期待できる。アメリカ国内では日本からの輸入品が値上がりしてう売れにくくなるため輸入が減る。結果、貿易赤字を減らすことができるというロジック。円高が緩やかに進めば輸入食品などの価格が下がったり、エネルギー価格が安くなったりする。日用品メーカーの担当者は海外から仕入れている原材料のコストが下がるかもしれないと話していた。円高が行き過ぎると経済全体にはマイナスの影響が出てくる。日本からアメリカへの輸出がしづらくなれば、貿易で収益をあげている輸出企業が業績悪化する。関税の影響もあるため、ダブルパンチを受けることになる。行き過ぎた円安円高、急過ぎる変化は経済にとってはよくない。