アメリカの関税措置をめぐり、赤澤経済再生担当大臣は閣僚交渉のため、ワシントンに向けて出発した。トランプ大統領が日本からの輸入品に25%の関税を課すとしている期日が8月1日に迫る中、双方の利益となる合意の実現に向けて交渉を進展させたい考え。赤澤経済再生担当大臣は「真摯かつ誠実な協議を続けていきたい」と話した。ラトニック商務長官との会談を明日未明以降に調整しているほかベッセント財務長官らとの会談を行いたいとしている。政府関係者によると、日米交渉は、巨額投資・米製品輸入拡大などでアメリカの貿易赤字削減とする日本側提案をアメリカ側が精査している段階だという。