トランプ大統領は中国の動画投稿アプリTikTokのアメリカ事業の売却をめぐり、7日か8日に中国と協議する予定だと明言した。TikTokをめぐる米中の対立の始まりは5年前。第1次トランプ政権では中国政府がアプリを通じて利用者の個人情報を取得する可能性を懸念し、アメリカ国内での事業を売却するよう要求。昨年にはアメリカでTikTok禁止法が成立するなど対立が激化した。米中の関税交渉の条件にまで発展したが、「買い手はいる」としたうえで、「ほぼ合意ができている」と話した。トランプ大統領は習近平国家主席か代表者と協議するとしているが、売却期限の9月を前に決着するのか。