きょうのゲストは、グローバルマーケットエコノミスト・鈴木敏之。鈴木が注目したニュースは、アジェンダ”茂”の試練、史上を動かす「ナラティブ」、米中対応のダブルスタンダード。アジェンダ”茂”の試練について鈴木は「国の将来を大きく左右する立場に石破茂首相はいる。NATO首脳会議で首相は出席予定だったが中東情勢の悪化で取りやめた。この取りやめについては、NATO首脳会議で防衛費の大幅な積み増しを決める場に同席することは日本としては早すぎるとの見方があり取りやめたのではという話もある。アメリカからはGDP費5%の要求があり、全く別次元の世界がやってくることになる」と語った。試練克服のヒントは、サンフランシスコ講和条約、日米安全保障条約をとりまとめた吉田茂首相。「一番大きな話はアメリカの負担を小さくしたいということ。自衛隊の定員割れの問題もあるし、基地を動かす、憲法9条についての話も出てくるかもしれないし、石破首相は非常に大きな選択を求められるだろう」と語った。
ヨーロッパが防衛費増額に応じようという中、佐藤は「大きな変化をこれから目の当たりにして対応をとっていかなきゃならない。なるべく将来に向かって不利益がないようなスキームを実現してほしい」と指摘した。
ヨーロッパが防衛費増額に応じようという中、佐藤は「大きな変化をこれから目の当たりにして対応をとっていかなきゃならない。なるべく将来に向かって不利益がないようなスキームを実現してほしい」と指摘した。