不完全まばたきとは、まぶたが閉じきらず、少し目が見えるような状態のこと。不完全まばたきにより正しくまぶたが閉じないと、涙が均等に広がらかないため、これが積み重なるとドライアイになるという。まばたきが不完全な人の多くはスマホやパソコンなどの電子機器の使い過ぎ。目を開くという動作は交感神経が優位になることで行われる。スマホなどの強い光を見続けると交感神経の働きが活発になり、目が開き続け、不完全まばたきにつながるという。また、まばたきは1分間に平均20回ほどするのが通常だというが、スマホに集中するとまばたきの回数が減ることもある。特に横になってスマホを使うと目とスマホの距離が近くなり、目への負担も大きくなると医師は警告する。