接客用の椅子を導入する企業が増えているという。マイナビが立ちっぱなしのバイトから座れるバイトを目指すために開発したのはマイナビバイトチェアという椅子。立ち座りがしやすく、自由に動かせて軽くてコンパクトで姿勢よく座れるという。多くの企業で試験導入中だという。ドン・キホーテで立ち仕事歴30年の店長はこの椅子を使い肉体的負担が減ったので本格的に導入したいという。立ち仕事の運動量について、体重50キロの人が8時間働いたとして試算するとコンビニやアパレル店員などで1470キロカロリーを消費だがデスクワークは630キロカロリー。立ち仕事をする人に調査すると接客中に座りたいと回答する人が65パーセント。企業として座っての接客を許しているところは23.3パーセント。椅子を導入しない理由についてはお客さんからの印象悪化を防止するためだという。自身が腰痛がきっかけて立ち仕事を辞めたという経緯があることから接客態度さえしっかりしていれば座ってもいいという選択肢があっていいと平野ノラはコメント。海外では座っての接客は当たり前だという。韓国では立ち仕事をする人が座れるよう椅子を設置しなければならないという努力義務の規則があるという。
住所: 東京都台東区浅草2-10