就任後初めてインドを訪問している高市首相がモディ首相と会談。サプライチェーンの強靭化に向け共同で対処する共同声明を発表し、成果文書ではAI開発で両国が協力することを確認した。高市首相のインド訪問には多くの日本企業が同行し、約120件の覚書が結ばれ、2兆円規模の投資が創出されることになった。両首脳が出席した経済フォーラムに参加したプリファームドネットワークス・堅山CFOは「米中がAI開発で独走する中で、第三極を一国だけでなく共同で作っていくようなフェーズに来ている」と語る。プリファームドネットワークスは日本語に強い大規模言語モデルの開発を行う。日本語の学習に特化しているため、日本人ユーザーを対象に高度で複雑な課題に対処できるという。インドではヒンディー語を含む22言語が憲法で承認され、1万人以上の話者では121言語もあるとされる。この技術は多言語社会のインドにおけるAI開発に有効だという。経済成長が著しいインドの課題が大気汚染対策や低炭素化政策。大阪ガスは2021年からインドの都市ガス事業に日本企業として初めて参入。インド国土の約1割まで事業を拡大し、環境負荷の少ない天然ガスを供給している。現地法人の篠原社長は「さらに拡大させるとともに、新エネルギー、たとえばバイオガスにも取り組んでいきたい」などと語った。
