商業捕鯨の対象の追加について。日本は2019年にIWC(国際捕鯨委員会)から脱退して、商業捕鯨を再開した。今は3種類(イワシクジラ、ニタリクジラ、ミンククジラ)を捕獲の対象としており、新たに加わるのが「ナガスクジラ」。今回、対象に含まれることになった理由について。きのう開かれた水産庁の審議会で、北太平洋では十分な資源量が確認されているとして了承された。ナガスクジラについて捕鯨会社は、体が大きく効率よく肉を生産できる上、脂の乗りもよいとしていて歓迎している。商業捕鯨の再開後、捕獲対象の種類が増えるのは今回が初めてになる。