昨日日経平均株価が史上始めて4万円を超える4万300円台まで上昇し、終値は4万109円となった。一方株高の割りに生活に反映していないとの声もあり、一時的な株高でまた下落するのではないかなどの声も出ている。株価は企業の景気動向を示す指標で、海外で稼ぐ企業が多いため日本国内で好景気を実感しにくい一面がある。一方でニッセイ基礎研究所の井出さんは「バブル期は日本企業の稼ぐ力を遥かに超える株高になっていたが、現在の4万円台の株高と起業の稼ぐ力はほとんど同じなため実力に見合った高値だと言えるのでバブルではない」など話した。株高の背景には海外投資家が日本経済のインフレの兆候や中国経済の悪化などに目を付けて多くの資金を日本に投資していて、特に中東からの投資ファンドの資金が多く流れ込んでいる。日本株は特に半導体関連株などが上昇していて、半導体・AIなどの企業が日本経済を牽引している形となっている。