諸我さんは「コアCPは前月比+0.3%と市場予想通りで、4カ月連続で同水準とインフレの下げ渋りを示す内容だったと思います。ただ、コアの財はやや上昇しましたが、サービスは減速していて、居住費の伸びが鈍化したことが影響が大きいです。これが続くようなら、非常に緩やかながらもインフレは沈静化方向とみていいんじゃないかと思います。この結果は、FOMCの利下げを否定するものではないと思いますので、25bpの利下げはほぼ確実になったのではないかと思います。為替の反応については、CPI直後はドル売りで反応しましたが、ドル円は日銀利上げ期待の剥落の材料もあり底堅い推移となっています」などと話した。