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「ニホンイヌワシ」 のテレビ露出情報

宮城県の南三陸町は街の8割が森林で雨水が雪解け水が豊かな漁場を作る。名産はタコ。ギンザケ養殖発祥の地だという。林業家の佐藤太一さんは300ヘクタールの山を管理している。街の製材所にやってきたが、ここには南三陸杉が並んでいる。南三陸は古くから良質な杉の産地として知られ、仙台藩主の伊達政宗も高く評価したと言われている。街と協力し、世界基準の森を目指す。適切に管理された森林のみに与えられるFSC認証。2015年に県内で初めて受賞した。その森で生み出される南三陸杉は役場などに使用されている。
南三陸さんさん商店街は震災からの復興のシンボルとしてしられ、全国から多くの観光客が訪れる。佐藤さんの目的はDJ。音楽で盛り上げるという。今では南三陸の人気者だが、一時は地元から離れたことも。山形の大学院で宇宙放射線物理学を学んでいた佐藤さん。博士号を取得したが、これからという時に東日本大震災が発生。南三陸を襲った。その時に父に帰ってきてほしいと打診があったという。震災を機にふるさとに戻った太一さんは父から家業を継いだ。佐藤家が代々守り続ける山々。その中には特別な場所はあり最高峰の翁倉山。戦後始めてイヌワシが素で暮らす姿があった。ニホンイヌワシは国の天然記念者で国内希少野生動植物種。国内生息数は推定500羽で減少が続く。南三陸地域では2012年を最後にその姿は確認されていない。
佐藤さんは2016年に仲間たちとイヌワシの野生復帰に向け協議会を立ち上げた。その活動ではイヌワシは上空から獲物を狙うためあまりにうっそうした森は生息に適さない。林業が盛んな1970年代には適度に開けた場所があった。しかし今では樹木が生い茂り開けた場所がない。これがイヌワシが姿を消した理由ではと考えられている。ボランティアの手も借りて山を切り開いていった。イギリス南部のスコットランドでは成功体験があった。イヌワシの雛に餌を与え、少しずつ周囲の環境になれさせた。この方法で30羽がこの地域に住んだ。佐藤さんが休日に向かったのは仙台市。南三陸町と2拠点生活をしている。この日は仙台市に帰り家族と過ごした。
貴重な休日。太一さんは次男と動物園へ。その後は再び南三陸町の山へ。この日山を一緒にいくのは鈴木卓也さん。頼れる先輩だという。イヌワシを育てる小屋の建設予定地に来たが、目的地へと続く林道では押し流された切り株などが。大切な道は使えそうにない。イヌワシは山にいるのか?と設置されたカメラにはヤマドリやノウサギなどがいた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月19日放送 3:45 - 4:30 TBS
TBS NEWS(ニュース)
多くの来園者で賑わった須坂市動物園。いま特に注目の的などがニホンイヌワシ。3月下旬二羽の間に飼育員も待望の赤ちゃんが産まれた。白い毛につつまれ、パタパタと小さな足を動かしていた。絶滅危惧種で国の天然記念物にも指定されている。野生では500羽もいないとされ、国内11か所のみで飼育されている。そのため須坂市動物園でも積極的に繁殖に取り組んでおり、飼育から9年目の[…続きを読む]

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